あらすじ

ノワール学院大学で政治哲学を教えている佐門准教授は、生活指導主任の役目を押しつけられて、大学に来ない学生の世話をすることに。ある日、一人の女子学生(阿室礼子)を呼び出すところから物語は始まります。

ic_book.pngわたしの悩みを政治哲学する?
室礼子は大学2年生。生まれつきの病気が悪化して志望校を受けられず、いやいや入ったノワール学院大学に、もううんざり。「わたし、こんな大学やめます。もっとレベルの高いところを受け直します! 自己責任でやるんだから、わたしの自由です!」。息巻く礼子に、佐門先生は「どうぞ。君の意志は尊重します。ただし、学費を自分で出さなければ、自己責任とはいえませんね」。猪突猛進の悩める女子大生と、ひたすらマイペースの政治哲学准教授。そこになぜか現れる、いにしえの哲学者たち。自由とは何か? 正義とは何か? 礼子の悩みが政治哲学と出会うとき、運命の歯車が回り始める……。いま、佐門先生の不思議なゼミが始まります。

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